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銀行監督責任のシフト

連邦政府は、2018年11月21日の閣僚会議において、銀行に対しての監督業務を改革することを決定した。この改革により、銀行に対しての監督業務は、オーストリア国立銀行(OeNB)が担っていた銀行監督業務も加えて、金融市場局(FMA)に任されることになる。オーストリア国立銀行(OeNB)の監査監督事業(OePR)は、資本市場指向企業のバランスシートの監査を引き続き行う。加えて、金融市場局(FMA)は、以前まで、その名の通り、監査を監督する役割のみを負っていた監査監督局(APAB)にバランスシートのコンプライアンスの執行権利を引き渡す。2019年の中頃には、これらの改革は合法化される。したがって、2019年の終わりごろにはこれらの組織変革も現実に行われることになる。

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