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目論見書の「ワンタイム登録」

公的に有価証券を発行したり、証券をウィーン証券取引所に上場させる発行者は、詳細な目論見書を作成することが求められている。目論見書には、発行者、さらには発行する有価証券の詳細な情報が含まれている必要がある。作成された目論見書は承認プロセスにおいて、その網羅性、一貫性、そして包含性の観点からFMA(金融市場局)により精査される。本年の始めには、承認の手続きをオンラインで開始できるシステムが整う。FMAが提供するオンラインプラットフォームにおける、この「ワンタイム登録」システムと、目論見書の届け出は、元々整えられるべきシステムであり、特別視されるべきものではない。言及すべき点は、FMAによって承認された目論見書が、FMAからオーストリアのコントロールバンク(Österreich Kontrollbank)へ伝送されることだ。

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