OGH 6 Ob 60/26f | 2026年4月22日
制裁対象者によって支配されているロシア法人が、オーストリアに本店を置くSocietas Europaeaの株主総会への参加を拒否されました。同法人はその後、株主総会で採択された決議の取消しを求めて提訴しましたが、オーストリア最高裁判所(OGH)はこれを棄却しました。
本判決は、その直前に言い渡された2026年3月12日付の欧州司法裁判所(EuGH)判決C-465/24に基づいています。EuGHは、制裁対象となっている株主は、株主総会への参加および議決権の行使から全面的に排除されると判断しました。この排除は、個々の決議内容にかかわらず一律に適用されます。もっとも、株主総会決議を裁判所で争う権利については引き続き認められています。
実務上本判決により、取締役および会社経営者は、株主総会の開催前に関連する制裁リストを確認することが重要であることが改めて明確になりました。
