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“マイナス金利”の可能性がまた一つ減る

借り手が銀行に利息を求めて訴えを起こした。基準金利がマイナスであったことにより、ローンの金利がマイナスになっていたことが原因である。オーストリアの民事最高裁判所(OGH)は判決で、銀行は借り手に利息を支払う必要がないことを明言した。銀行の不利益になる(または、借り手の利益になる)ローン契約の解釈が適用される場合であっても、銀行は「マイナス金利」を支払う必要はない。それでもなお、民事最高裁判所は、変則的な契約における、マイナス金利の支払いを排除していない(OGH dated 26.02.2020, 1 Ob 16/20i)。

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